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映画『眉山』を見ました
2007.06.29 (Fri)
泣きまくってしまいました。

徳島の町並みを見守っているかのような眉山。
その向こうに瀬戸内海。

母が愛媛県出身なので、瀬戸内海にはなんだか思い入れのようなものがあり、この風景だけでも大きなスクリーンで見てよかったと思ってしまいました。

さだまさしさん原作の母娘の物語。
ちゃきちゃきの江戸っ子で自律心の塊のような母親。
誰にも弱みを見せない。
もちろん唯一の肉親である娘にも。

弱みを見せられたら
「お母さんも自分と同じ人間なんだ」って思えるのに
この母親は全く弱みを見せない。
当然、娘はそれを寂しく思う。
でもその血はしっかりと娘にも流れていて
職場ではクールに仕事をこなす。
母にはつい強い口調で自分の思いをぶつけてしまう。

物語は母が入院して娘が徳島に帰るところから始まる。
全身に癌が転移していることを医者から告げられる娘。

そのシーンを見ながら、
祖父が肺がんと分かったときのことを思い出してしまう。
「いつ急変してもおかしくない」という台詞もあった。
祖母が亡くなる直前に全く同じ台詞を聞いたことを思い出した。
ここ1〜2年の自分の身の回りに起きたことがリンクしてしまう。

そんな中、亡くなったと聞かされていた父親がまだ生きていることを知り、父親探しをする。
父親探しをする中で、母を理解していく様子が描かれ、何度も泣かされてしまう。

そしてこの物語のもうひとつのテーマが献体。
献体とは亡くなった後、医大生の解剖実験に遺体を提供すること。

献体がなければ医者が育たない。
医者に恋をした母が最後にとった行動だった。

これも、わたしにとってはとても身近な問題だった。
遺体を解剖する理由は種々あるけれど、どれをとっても遺族は複雑な思いを乗り越えなくてはいけない。

この眉山という映画は自分にとってとてもリアルな部分が多い。
焦点が母娘からブレることなく、自然に父のこと、娘の恋、献体のことなどが織り込まれている。

そしてなんと言ってもクライマックスの阿波踊り。
間違いなく阿波踊りを見たいと思ってしまうと思う。
男性の雄大でいて自由な踊り、女性の整った色気のある踊り。
迫力なんてものではない。
呑みこまれてしまう。

そして号泣してしまった(^^、)

ネタバレしちゃったけど泣きたい方、観に行ってください。
お勧めですっ!

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【記事編集】 01:57 |  今日のぴろりん| トラックバック:0 |  コメント:7 |  Top↑