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組曲虐殺
2009.10.24 (Sat)
井上ひさし 脚本
栗山民也 演出
『組曲虐殺』

観劇してきました。
小林多喜二のお話ですし、やはり劇場へ赴く足どりは軽くはありませんでした。

ところが、始まってすぐ、
冒頭のパン屋の歌のシーンで『母』を読んだ記憶が甦るのですが、
白黒の映画がセピア色に変わる感覚っていうのかな?
それは瞬く間にカラーで立体化して目の前に広がって行くんです。

29歳で拷問で殺された小林多喜二のお話ですから、
終始楽しいわけはないはずなんですけど、
会場からは終始笑い声があり、
それはラストシーンに向かうにつれて
どんどん増えるんです。

舞台には一切の無駄がなくて、
ケチくさいというのでも全くなくて
全てが有機的で
それは作品全編がそうなんです。
役者もたったの6人。

全ての登場人物に愛情が注がれていて
多喜二の敵であるはずの警察にでさえ愛着の湧く仕組みになっているんです。

たった6人で3時間。
のめり込みっぱなしでした。

こういう題材では打ちのめされて、気分が重くなり、
色々深い思いになりながら家路につくことを覚悟するのですが、
なんかとてもすっきりしたような、
とにかくこういう形で小林多喜二という人物に触れることが出来たことが
有り難い財産だと感じました。




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【記事編集】 11:43 |  観劇したよ| トラックバック:0 |  コメント:3 |  Top↑
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